planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜

■ シナリオ ■

OHPで、
こんな方へおすすめ!
●読書や映画観賞が趣味で、ゲームはあまりしたことがない。
●SFやファンタジーの世界観が好き。
●感動系アドベンチャーゲームをもっと手軽に楽しみたい。
●心に染みるような物語を体験したい。

とありますが、この作品の場合1と2しか該当しそうにありません。

根本にあるのが、星空なのか壊れてしまった世界なのか。
伝えたい事はまとまってますが、
エンディングが感動とは言えないと、心に染みるか?
それもないと。


くわしくは総評に書くとします。
■ グラフィック ■
駒場えーじ、こーつえーです。
はいてない、はいてない。

いやはいてますが。

漏れらのいたるを返せ!!
■ ヴォイス ■
一部にのみ音声あり。
ヴォイス無しと思ってOKです。
■ サウンド ■
普通。
■ システム ■
何気に使いやすいシステム、
セーブ有り。
チャプター呼び出しがありますけど、使う人いるのか?
■ 総評 ■
さて、キネティックノベル第一弾Keyのプラネタリアンですが。
定価1000円っうこともあって、お手軽ゲームです。

(質も量も。)所要時間は1時間ほどかと。

正直、どの定規をもって図れば良いか悩みます。
ゲームとしてか読み物としてか。

なにをもって是とするか、そこがポイントのような気がします。
Keyの新作でも重要スタッフは咬んでないし、
おまけCDについてたショートショートとするのではあれば是かなと。

なに、奥歯に物が詰まった物言いしてるかと思われるでしょうが、
糞と言い捨てるのは簡単だけど、
それは普段の値段で購入した時の場合であるし、
Keyが本気で売ってるわけでもない、
このやりきれない気持ち。

公式のレビューサイトで見てもどうも信者しかいないような・・・

では、読み物と過程した場合、それもショートショートとして場合。
そこでやっと、「あり」なんじゃないかと私は思います。
するとまぁこの値段にも納得がいき、万事OK的な解決の道が見えてきます。

が、しかし、いくらお手軽感動系読み物を1000円で提供するとしても、
というか1000円だからこの程度か、とかわけのかわらない妥協は自分としてはしたくありません。
故に、この程度のシナリオは、ないのではないかと。
私は思います。

もうちょっとショートショートだとしても泣き系の物語は作れる、ましてはKeyなんですからブランドイメージを大切にして欲しかったです。
この作品はKeyとしてはかけ離れた部類かと。
日常における、非日常が得意分野ではなかったのですか?
SFやるなら、ドンパチとかそーいう発想いらないです、
必ず荒廃してなくてもいいじゃないですか、
未来は暗いかもしれない、でもそこに陽を射し続けるソフトハウス、それがKeyではなかったのですか?

この物語は暖かい、でもそれは見せ掛け。
キーワードを連ねただけのただの話。
ちゃんと1から4のおすすめをクリアした作品であって欲しかったです。

好きなキャラ無し、二人しかいないしな。

得点、とてもじゃないですけどつけられません。60点というところで。

それでも私はパンダのキネティックを買おうと思います。

すべてはBBが悪い。