さくらむすび |
■ シナリオ ■ |
懐かしい匂いがした、感傷とも呼べるそれは、大抵誰しもが通る学生時代。 どうみても中学生です。本当にありがとうございました。 それは、ともかく中学の体育祭を思いこす。 とにかく自分は運動は出来る方だったのでリレーは9年間連続アンカーだった。 中学の最後の体育祭。 『最後』という言葉が、確かに心を熱くさせた。 その最後のリレーは面子が揃っていたので他を寄せ付けず圧勝したのを今でも鮮明に覚えている。 アンカーの自分に回ってきた時にはだいぶ余裕があったのでウィニングラン気取りでクラスの前を走っていた。 ゴールした瞬間はクラス総出で、トラックに雪崩れ込み、ワイワイやったものだった。 そうした一体感を久しく思い出させてくれたこのソフトは。 唐突にプレイしながらどうでもいい幕間におもいを馳せる。 追体験まではいかないけど、自分の学生時代を思い出すのではないでしょうか。 シナリオは人によると思う。 本編の落ちどころより、自分の感傷に浸ってた。まじキモイ漏れ。 |
■ グラフィック ■ |
絵が幼いです、全体的に。 これじゃおっきしないを特殊な性癖の持ち主以外は。 |
■ ヴォイス ■ |
無し。 サウンドノベルです。 |
■ サウンド ■ |
このゲームで一番出来がいいと思えるもの、それは音楽。 ストリングスとピアノがすごく劇にマッチしていて、good。 イージーリスニングとしても使えます。 ヒーリーング効果ありますよ。 |
■ システム ■ |
基本システム搭載。 サウンドノベルなので、画面効果があるわけでもないので複雑なシステムにはなっていません。 |
■ 総評 ■ |
どのシナリオでも「さくらむすび」というヲチにもっていくのはどうかと。 折角のサウンドノベルなのですから、テキスト勝負なところがあるじゃないですか、 複雑怪奇な、ストーリー進行でも良かったのではないでしょうか。 それこそ、管野作品ばりに。 激しく違うこと考えながらプレイしていたので、このゲームの面白さは理解できませんでした。 しかし、OLD is NEW。「恋は遠い日の花火ではない」 なんだかしらんけどサントリーのCM思い出した。 いっぱいいっぱいです、ありがとうございました。 |
■ 68点 クラス B ■ |