■ シナリオ ■

ゲームスタートと、同時にエロCGがでてきたリーフというのは天使のいない〜ぶり?

別にヌキゲーまでにシナリオを求めたりしませんが、
ストーリーはまぁ目を瞑るとしても、テキストが半端なく、糞。

なにがか、進行の妨げになりすぎ、エピソード挿入がへたすぎ。
プレイしていると、腹がたってきます、いらない回り道に。
進めたいのに、腰を折られると、ねぇ?

この手のゲームはテンポが大事だと思うんですよ、事件と事件を結ぶテンポが、
その当たりでコマンド総当りとかだとまぁ萎えるシステムですが、気合という力で相殺。
まぁ、主人公よく死んでくれますよ。ホント。
生き残る気あるの?という選択肢も多く用意されてますし。

そこら辺は笑えました。
■ グラフィック ■
323?

あれこれそうなの?って思うの漏れだけでしょうか。
まぁ、ハイクオリティですが。
抜きゲーをリーフが作るとこうなるのかなぁ、って思いました。
■ ヴォイス ■
キャスティングは良し。
だが、知らん。
声優様はがんばってます、基本的に。
■ サウンド ■
リーフにしては今回、曲が不調じゃないでしょうか。
下川マジックが聞きたかったぜ。
というか下川、一曲も歌詞付きの書いてない気がするけど。うーん。
■ システム ■
基本システム搭載。
というか今回、難易度高いです。

コンプするためには流れとかシナリオとか読まずに、コマンド総当り形式でないとたどり着けない。
ここが、今回のポイントだと思うのですが、シナリオの流れがちゃんと出来てないと思うのですよ、
入手したアイテムで複線が敷かれ、その後ひょっこり現れる。
そうやって初めて、点が線になると思うのですが、ほぼ行動と結果が不一致で、
シナリオとシステムのリンクがうまくないなぁと思いました。
■ 総評 ■
サスペンス、スナッフ物っう位置づけなのか、それとも謎解き物なのか、
激しく立ち位置がわかりません。

まぁどうあっても抜きゲーではあることには変わらないのですが。
自分としては、リーフには夢のある作品を提示し続けてほしかったなぁと。
確かに、その辺の話になると、エロゲーの意味という深い問題に直結してるので、
ややこしくなりますが、今回のは、純粋にエロゲーな作品であると、思います。

リーフも原点回帰みたいなことをやっているんでしょうか?
考えれば考えるほど、よく解らなくなりますが。

言ってみれば、ブランドイメージ。リーフほど大手となれば、そりゃユーザーには一定のイメージがあるもので、
今回のコレはそれとは掛け離れている。それが悪いのか否かは私にはわかりませんが、
少なからず、漏れはびっくりしました。まぁサウンドノベル時代だったらまだしも今ですから。
ですので、ヌキゲーとしての点数のつけ方のわからない漏れは途中で投げ出そうと思いましたが、
ふんばり、最後までプレイした結果、救われないシナリオの数々に心が折れた次第です。


とにかく、リーフ作品だと思わないでやれば、まぁアリかなぁと。
思ってやるなら、随分力のあるソフトハウスが遊んでるなぁという印象しか受けないのでゲンナリ。

そんな感じです。
■ 70点 クラス B ■