Tears to Tiara

■ シナリオ ■

今ならわかるんだ、我らが始祖たちのことが、
弱き者を守るために進んで命を投げ出した、誇り高き彼らの気持ちがね・・・
そして、僕達は、彼らの魂を確かに受け継いでいるとね



Q1 今回は泣けるか?感動するか?
A. 泣けません。感動はあります。

Q2 燃えるか
A 多少燃えます。

Q3 うたわれと比べると?
A 見劣りします。

ストーリー上での謎は確かに残っています、消化不良一歩手前な感じです。
しかし、ストーリーは、そんな悪くなかったです。
終盤へかけての追い込みがいまいちでしたが、その直前であるイベント等は見所が沢山ありましたし。
OPとかのムービーを見ると、テイルズぽいですが、シナリオは日本一ソフトウェア的。

感動とかよりも、今回は熱い物語を目指したのではないのかなと思いました。
それは合格点あげれる出来だったと。
■ グラフィック ■
リーフですから。
ちゃん様使って欲しかったなぁ。
っうか全部ちゃん様でいい、漏れは。
■ ヴォイス ■
みんなうまいですね。
■ サウンド ■
下川マジックです。
BGM、挿入歌ともにすばらしい出来。
サウンド面に関しては、うたわれよりいいです。
場面場面での演出の仕方がよくわかっている。
■ システム ■
セーブ&ロード、バックログ、等標準装備。

問題は戦闘、やってて楽しいか。それがS・RPGのすべてだと思います。
でないと、ただのオマケ。
リアルタイムバトルなんですが、なかなかやりづらくて、大抵オートプレイ。
もっとせっかくのキャラなんですから、個性を持ってして、愛着が沸けるようなプレイ環境にすべきだと。
なんのための、エロゲーなんですか?
スキルで技があるんですが、そんなんいちいち使ってられない。
結構戦闘の数があるんで、ちゃきちゃきやらないとだれます。
■ 総評 ■
うたたね以来のS・RPGとなりますが、そのシステム的にはいまいちと言わざる得ないと思います。
でも、その他はよく出来てるんだと思います、演出とかも、音楽を非常に有効に使ってましたし。

根本的な、致命的な問題として(S・RPG)で、システムが糞というのは痛い。

場面、場面、面白いのですが、それを繋ぐのが戦闘。そしてその戦闘がだるいと・・・
もったいないなぁと、そういう意味で致命的。
作業ゲームになってしまいます。

葉鍵っ子な自分としては、納得できませんでした。外部テストプレイしたのかなぁ。

好きなキャラ、スィール。
なんかわからないけど好き。

得点78点