巫女舞

■ シナリオ ■
エチュードの処女作。
発売舞から、サントラの特典等でその売り方はどうかなぁと思ってましたが、
いや、Ｉ’ｖｅに頼りぱなしというかなんというか。
でもプレイしてみて、そんなこと全然気にする必要はなかったみたいです。

舞台は、田舎。山村にある過疎化が進む、それと神社。
ここで言うことではないですが、Ｄ．Ｏの田舎思考とは一線を画しています。
北○は、あやまれ！ユーザーにあやまれ！！
巫女舞をやって、そう感じました。

シナリオが良いです。久しぶりに。
ＡｉｒやＳＮＯＷ形式ではありますが、
そういう点を差し引いてもシナリオに魅力があります。
セリフ回しがうまいのと、言葉に重みがあるセリフ。
それはキャラクターが生きている証拠ではないでしょうか。
私はそう思います。
それとエンディングですが、大きな解れや、矛盾もなくすんなり受け入れられるエンディングかと。
奇跡があっても、ちゃんと辻褄が合うそんな感じ。

爽やかな感動を届けてくれることを請け合いです面白い！！
■ グラフィック　■
ＯＰムービーとＥＤロール
ＯＰは普通だとしても。
ＥＤロールが印象に残ります。
上半分で切るカット結構久しぶりに見た感じがしました。
ＣＧもかなりの出来で満足してます。

あえて言うなら、アイコンと、キャラ選択画面での２頭身キャラの出来がいまひとつ、
もっと言うと、駄目かと。
■ ヴォイス ■
素晴らしいキャストです。
文句なし。
■ サウンド ■
ＯＰとＥＤはＩ’ｖｅ。
ＯＰがＫＯＴＯＫＯでＥＤがＭＯＭＯ。
ＢＧＭもなかなかです。
■ システム ■
基本システム
クイックセーブがあります一箇所。
セーブは８０箇所。
■ 総評 ■
とても面白かったです良作。

作り方が丁寧で、ストーリーを大事にしてるなぁと思いました。
ＣＧも綺麗だし、エロ度は少ないですが。

一連の流れがとても綺麗でした。
攻略キャラは４人、終わったら
トゥルールート１一人
計五人。

この手のゲームはトゥルーの〆方で、全体の具合にもかかってきますが、
納得の行くラストでした。そこが気に入っています。

巫女萌えを前面に押し出しての戦略かなぁと思ってた漏れの負け。
ちゃんと意味があった。幾分はそういう面もあるのでしょうけれども。
これからもエチュードには期待できそうです。

好きなキャラは琥珀。

得点は８５点。
今年の上位ランクには入るのではないでしょうかと思います。