ねこねこFD3
■ 短評 ■
お兄ちゃん惑星には各メーカー代表の女王がいるらしい。夢が広がる。
■ シナリオ ■
エロパートと各作品の後日談やらサイドストーリーやらが全部で16項目+α。
各項目、10〜30分で消化できるスタイルをとっている。
参加作品は、ラムネ、サナララ、スカーレット、そらいろ、120円の春、ちょこっとみずいろ。

特に、スカーレットのアフターが秀逸だった思う。
っうかこれ、本編につけて欲しかった。そのくらい「意味」がある物語。
スカレはあまり・・・という感じだったけれど、この結末をしっかり予め見せてくれていればずいぶん印象が違ったのに、
というか、蛇足かもしれないけれど、漏れはこーいうちょっぴり説教くさいラストが好き。

サナララの三重野サイドも、なんとか泣かせてやろうという気概を感じたが、それはそれで。

他にもにんまりできる世界観を共有した、ギミックなどが楽しませてくれた。
■ グラフィック ■
うめてんてーの新作CGが見れたりします。
■ ヴォイス ■
一人二役はあたりまえな感じですが、まぁこれぞねこねこソフトということで一つ。
■ システム ■
基本的システム。

なんか微妙に音声がおかしかったり、テキストが通じてなかったり、固まったりするけれど、
致命的では無い。

全部うまらないなぁと思ったら、緊急回避。

ADVのみであれば6時間もあればクリアできる。
麻雀のサバイバルモードは初プレイ64人抜きだった。結構がんばれば100人いける筈。
難易度、普通。
■ 総評 ■
スタッフルームには、コットンの新作の予告などがあったりしましたが、
片岡先生曰く、ナルキに忙しい様ですが、次回作の告知などあったりしました。
漠然とした・・・という前置きがありましたが、「スカーレットをもうちょっと面白くした」モノとのこと。
面白いという意味が掴みかねますが、少なくとも学園モノではないような感じですね。

そらいろがちょっとパンチにかける感じではあったので、次回作には魅せてほしいものです。
個人的には120円シリーズが大好きなわけですが。

ともあれ、麻雀で進藤を選び夏マシンガンを聞きながら、
闘牌に燃えることができる人で且つ、ねこねこ儲なら買っても良いのではないでしょうか。
■ 65点 クラス B ■