すく〜るふぁいぶ!〜五つの秘密の物語〜
■ 短評 ■
なんで買ったのか、購入した自身の意識と対面するゲーム―――
■ シナリオ ■
このゲームの特徴を挙げる。

・衝撃のエンディング→確かに笑劇だった。
・ぱっと見何かと似ている→中身は別物。
・主人公が5人いる→終盤の投げ捨てっぷりが物凄かった。はじまりの〜主人公が優遇。
・1つの巨大な謎→超展開+後出し。ある意味禁じ手。

という素敵な物語の構成具合です。
超展開は大好きな柊ですが、引力の無い超展開だと呆れる他ないです。
そもそも、マルチサイトでの物語牽引、トータルグランドとか普通にやれば、
平凡なりにもまぁそこそこ楽しめる作品が出来ると思うのですが。
マルチサイトの弊害云々の前に、テキストが物凄い単調。どの主人公でも似た偏った調子。
5つの物語が一つに収束する前にこれじゃ、面白くなりようが無いなと。

あとヒロインとの出会いから結ばれるまでのシナリオが凄い。
何が凄いって、超早い。物語上時間の制約があるにしても超速い。
もっとそこ詰めようよ!と思わずプレイしていてツッコミたくなる。
■ グラフィック ■
OPムービー、普通クラス。
キャラデザ、まぁ良しという事にしときたい。
背景が微妙。まぁそれでもこの程度はいくらでもある。
Hシーンが多いというわけでもない。
■ ヴォイス ■
声優はまずまず、悪くなり様がない箇所ではある。
■ サウンド ■
特に無し。
■ システム ■
基本システム。

最終章にワード入力によってしか進めない箇所がある。4問だったかな。
難易度しては、ふつうに読み進めていれば理解できるレベル。
ちょっと古典形式。
5つシナリオが終わると、グランドルートがあり、それが終わるとトゥルーがあります。

攻略時間、6時間。
難易度、易。
■ 総評 ■
釣られたわけじゃないんだ、決して釣られたわけじゃない。それは明記しておきたい。

とりあえずシナリオ書いた奴を公開して欲しい。
Disabelで検索すると「ヒットをリリースし続けるクリエータ菅野ひろゆき(剣乃ゆきひろ)のゲーム制作会社。」と出てくる。関係ないけどエクソダスギルティーまでだなぁ。っうか本当にいいのか?ネームバリュー落ちるだけだぞ。
まぁ別にそこは期待していなかったけどさ、そしてフルプライス。

短評がすべて、語る何かを持ち合わせていない。
痛恨のミスチョイス、忸怩たる思いです。
■ 55点 クラス C ■