【アルゴノーツ レビュー】ED曲がすべてを包み込む、F&C18周年記念作





【アルゴノーツ レビュー】ED曲がすべてを包み込む、F&C18周年記念作




【レビュー】アルゴノーツ|ED曲がすべてを包み込む、F&C18周年記念作

評価:70点|ジャンル:ボーイミーツガールADV|ブランド:F&C

■ シナリオ

― 空の彼方へ まだ観ぬ世界探して ― by ヒカリノミチ

F&Cの18周年記念作品として登場した『アルゴノーツ』。
物語は丁寧にまとまっており、完成度は高いものの、逆に言えば「まとまりすぎていて平凡」とも言える内容。
特に終盤はスケールの大きな世界観に対して、視点が狭く、物語の広がりを感じにくい印象を受けました。

閉鎖空間でのボーイミーツガールを描きたかったのかもしれませんが、同ジャンルにはより優れた作品も多く、やや物足りなさが残ります。
とはいえ、やるべきことはしっかりやっており、一定の満足感は得られる構成です。

■ グラフィック

好みが分かれるビジュアル。
二択で言えば、筆者は「(・∀・)モエッ」派。キャラデザインに魅力を感じる人には刺さるはず。

■ ヴォイス

キャスティングは非常に良好。
キャラの個性をしっかり引き立てており、安心して楽しめるボイス演出です。

■ サウンド

劇中BGMは可もなく不可もなくといった印象ですが、ED曲「ヒカリノミチ」は圧巻の名曲。
その完成度の高さは、近年の中でもベストに入るほどで、スーパーソニックフロートの楽曲を思い出すような感動を与えてくれます。

■ システム

基本的なシステムは搭載済み。
ただし、同週に発売された別作品と同じプログラムを使用しているようで、F&Cの開発体制にやや疑問が残る部分も。

■ 総評

物語のスケール感と視点の狭さにギャップがあり、やや平凡に感じる部分もありますが、ED曲「ヒカリノミチ」がすべてを包み込むような力を持っています。
この曲を聴いていると、「まぁこれはこれでアリかも」と思えてしまうほどの名曲です。

キャラクターでは「アイ」が特に印象的で、彼女の存在が物語を彩ってくれました。
全体としては、もう一歩突き抜けた展開が欲しかったところですが、記念作品としては一定の満足感を得られる一作です。

お気に入りキャラ:アイ

おすすめ度:★★★☆☆(3.5 / 5)