【CANNON BALL レビュー】ねこ耳×宇宙レース×バグ!?ライアーソフトの異色SFレースADV





【CANNON BALL レビュー】ねこ耳×宇宙レース×バグ!?ライアーソフトの異色SFレースADV




【レビュー】CANNON BALL ねこねこマシン猛レース|ねこ耳×宇宙レース×バグ!?ライアーソフトの異色SFレースADV

評価:62点(クラスC)|ジャンル:SFレースADV|ブランド:ライアーソフト

■ シナリオ

2003年の“バグゲー”代表格のひとつ。
インストールすら困難で、パッチを当てても挙動が不安定という、ある意味伝説的な作品です。

物語はルート2から始まり、ルート1でエピローグが見えるという変則構成。
ルート2が突然終わる展開には驚かされます。

猫耳ヒロインと宇宙レース、SFオペラ、魔法…とにかく詰め込みすぎな世界観。
でも、それが“オペラ”というものかもしれませんね。

主人公が底辺からキャノンボールで優勝を目指すサクセスストーリーに、ヒロインの運命が絡む王道展開は好印象。
ただし、サブキャラの描写が弱く、物語の絡みがやや薄いのが惜しいところです。

■ グラフィック

キャラ絵は好みが分かれるかもしれませんが、背景は美麗で印象的。
OP・EDムービーも無難にまとまっており、作品の雰囲気をしっかりと伝えています。

■ ヴォイス

主人公以外はフルボイス。
ヒロインのキャスティングは的確で、キャラの魅力を引き出しています。

■ サウンド

BGM・効果音ともに可もなく不可もなく。
特に印象に残る楽曲はないものの、作品の雰囲気には合っています。

■ システム

セーブ・ロード・バックログなど基本機能は搭載。
しかし、動作が不安定で、タイトル画面に戻れないなどの不具合が多発。
パッチ適用は必須です。

レースシステムはシンプルすぎて、ペースアップとピットインだけで勝ててしまうバランス。
ゲーム性としては物足りなさが残ります。

■ 総評

バグの多さは目立つものの、王道のサクセスストーリーと猫耳ヒロインという魅力は健在。
もう少しキャラの掘り下げとシステムの安定性があれば、より評価の高い作品になったかもしれません。

好きなキャラはいませんが、猫耳は好きです…たぶん。
壮大な世界観を詰め込みすぎた結果、やや散漫になってしまった印象もありますが、独特の味わいは残る一作です。

おすすめ度:★★☆☆☆(2.5 / 5)

お気に入りポイント:猫耳×宇宙レースという唯一無二の世界観