【レビュー】光撃少女ファルセリオン ~ツンデレのセオリー~|ツンデレと王道の美学が光る、満足度の高い一作
評価:79点(クラスA)|ジャンル:ヒロイック抜きゲー|ブランド:不明
■ シナリオ
ツンデレと名のつくものがあれば、地の果てまでも追い求める。それが私の務め。
というわけで、苦手分野ながら挑んだヌキゲー。しかし――これは良いものでした…。
本作は「超王道お約束モノ」としての完成度が高く、ヒロイック展開やご都合主義が好きな人には特におすすめ。
ヒロイン・春日は間違いなくツンデレ。
ただし、ツンとデレのバランスが絶妙で、安売りしない美学が貫かれている。
戦隊モノの王道展開――敵が仲間になる、ジャンプ的な熱さ――がしっかり踏襲されており、日常パートにも意味が生まれる。
各キャラの内面も丁寧に描かれており、ただのやっつけではない、しっかりとしたストーリーが展開される。
春日の秘密(ペンダントの中身)については最後まで明かされず、やや投げっぱなし感が残ったのが惜しい。
■ グラフィック
特筆すべき点はなし。
■ ヴォイス
女性キャストはフルボイス。
特に問題なく、安定した演技。
■ サウンド
特に印象に残る点はなし。
■ システム
基本的なADVシステムを搭載。
春日ルートクリア後、ニューゲームで春日視点のレンCGが回収可能。
難易度:易
■ 総評
王道展開は新鮮味に欠けるかもしれないが、その中で光るシチュエーションの工夫が魅力。
例えば、エリーダーの世界観に漂う綾波オマージュなど、ニヤリとさせる演出が随所に散りばめられている。
ラストの展開もキャラ別に用意されており、飽きさせない工夫が感じられた。
BADルートのHシーンも良いアクセントに。
春日一人がツンデレで本当に良かった。全員ツンデレだったら、さすがに胃もたれしそう…。
久しぶりに「面白いエロゲーをしたなぁ」と思える、満足感の高い一作だった。