【レビュー】六ツ星きらり|王道ベタ甘ラブコメを高クオリティで仕上げた意外な良作

【レビュー】六ツ星きらり|王道ベタ甘ラブコメを高クオリティで仕上げた意外な良作

■ シナリオ

べたべたな恋愛物──しかし世間の評価通り、クオリティは確かに高い。
ノーマークで拾えた人は、なかなかの“通”と言えるかもしれない。

大筋としてはバカップル属性が楽しめるかどうかが鍵。
「m9(^д^)ぷぎゃー」と嘲笑うタイプの人は向かないが、
素直に甘さを楽しめる人には刺さる。

学園の天文部を舞台にした騒動が中心で、
輝夜シナリオはベタながらもまずまず面白い。
結局のところ、面白ければそれで良い──そんな潔さがある。

基本はドタバタラブコメディで、それ以上でも以下でもない。
ではなぜ受けているのか。
理由は明確で、以下の要素が一定水準でまとまっているからだろう。

  • エロがそこそこ濃い
  • シナリオが分かりやすい
  • テンポが良い
  • 星や天文に関する薀蓄が程よく効いている

星をテーマにするなら伝奇要素を入れても面白かったのでは、という気もするが、
本作の方向性を考えるとこれはこれでアリ。

脇役のおまけシナリオ(全3本)は特に良く、
本編以上に読ませる内容もあり、剣シナリオはお気に入り。


■ グラフィック

キャラデザは好みが分かれるが、プレイしているうちに気にならなくなる程度。
ムービーは4種類あるが、どれも標準的。
OPは電波ソングを狙っているような雰囲気。

背景・CGともにまずまずの出来で、全体的に安定感がある。


■ ヴォイス

特筆点はなく、全体的に“普通”。
悪くはないが、強く印象に残るほどでもない。


■ サウンド

OPは良い出来。
ただしサウンドモードに輝夜の曲が隠されている理由は謎。


■ システム

基本的なシステムを搭載しており、特に問題なし。
追加シナリオがあるため、パッチは必ず当てておきたい。


■ 総評

予想以上に出来が良かった──それに尽きる。
ノリの良い会社で、今後もチェックしたくなるポテンシャルを感じる。

■ 70点

好きなキャラ:輝夜