グリンスヴァールの森の中 〜成長する学園〜 |
■ 短評 ■ |
『相変わらず、グダグダっぷりは健在(褒め言葉)。でも、今作は、本編が優遇されていて、シナリオ、ストーリーの構成は成功している。いつもだと、おまけに重要なショートストーリーとか入っていたり、そこにヤキモキさせられることは無かったので良いと思う。シミュレーションパートはいつも通り、特に問題なし。 今作は、ソフトハウスキャラの中でも超無難ゲーだと思います、固い。』 |
■ シナリオ ■ |
・毎度のことながら、ソフトハウスキャラのお約束事。 作業ゲーの中にも、楽しみを見出せる要素は沢山あるって言うか、それが攻略に繋がるのでがんばること。 一周したら、クイズの問題がわからなくてもクイズをする、ヒントは見たくなければ見ない(最高+400人まで加算される特典あり)。 行き詰ったら、発想の転換、いろんなことをしてみる。絶対にくじけてはいけない(セーブデータを当てる時は本当にもう無理という時だけ)。 上記を念頭に入れてプレイしてください。 今回のモードは4つです。 クライスモード 50年 スタートはここから、とりあえず作品に慣れましょう。 シャルロットモード 100年 攻略対象キャラ (ニキ、歌焔、メルエ) 三人娘モード 100年 攻略対象キャラ (ヴィヴィ) ヴィヴィアンモード 100年 攻略対象キャラ (ヴィヴィ、シャル、ハーレム) フリーモード 300年 やりこみモード、全対象 シャルモードって書いてあるから、シャル攻略できるのかと、騙された漏れみたいな人は乙かれ。 エンドは全部で11個。シャル3つ、ヴィヴィ4つ、あと一個ずつつとハーレム。 軽くヒントを。 三人娘モードまでは、平均的に建物を建てること。それでなんとかなるなる。 ヴィヴィモードはひすたら、軍備を拡張しつつ(お金対策)、卒業させ、評価をあげまくる。 シャルEDのフラグはかなりシビア、淫夢を全部みつつひたすら話かける。 まぁ、つまずくのはこの辺だと思うので、フリーモードまで行けば、とことんやるだけ。葵屋あるよ。 ↑に心得かつ、ヒント。 プロローグからこれは期待できると予感させる作品。 その予想は的中してくれて、心配だったシナリオも満足の出来。 各エンドルートともに、Hシーン重視だったがそれでもショートショートを交えてなんとかぎりぎり軸を守った。 序盤のシナリオの展開が、後半キャラの踏み台になっているのも考えてみるとかなり強引だけれども、 そこは、そーいうものなんかと、思わせるテキストの勝利というか、グダグダの勝利。 ヴィヴィの話の軸とシャルで合わせ技一本ってところなのだろう。 悪くない、むしろ良い。 各ストーリーとも、微笑ましいやり取りあり、ぐだぐだありで、いつものまったり。 いつもの作中劇あり、おまけで笑ったり。 「巣作り」の中毒性のあるシミュレーションには及ばないけれども、全体的にまとめてきたのではないかと思います。 面白いよ。 |
■ グラフィック ■ |
佐々木珠流大先生。 今回のエロは結構濃いかと、数もあるし。 何も考えずひたすらヴィヴィに萌えればいいんだよ、うん。 今回もおまけムービーあり、DVDをドライブをセット致しましたら、オートランでなく、開くにて、omakeフォルダの中にあるムービーを見てください。笑った、興奮する外人ネタは反則。 |
■ ヴォイス ■ |
ナイスキャスティング・・・と言いたかったところだけど。 歌焔の中の人、カンザキカナリの調子が悪すぎる。 噛み噛みっうか、発音悪いっうか、戦闘でのボイスは特に顕著。なに言ってるかわからない。 ADVパートでは、それほど気にはならないと思うが、一度、「さ行」を気になりだすと、終わる。 カンザキカナリは、本当は出来る子!!嘘だと思うならデュアルセイバのリリィを・・・。 |
■ サウンド ■ |
今一度言うことにする。OPの歌い手はちゃんと探すべき。 「オクラホマミキサー」に和む。 |
■ システム ■ |
基本システム搭載。 セーブ&ロードが多少操作性に難あり。 パッチ出たら当てればよいよ、でもなくても全然問題にならない、年が過ぎるごとに加速的に改善される資金源は。 とか、書いてる時にパッチリリース。 →1.01 ●結果画面内、収支「その他」の計算式をアップデート。 ●「三人娘モード」「ヴィヴィアンモード」にて「歌焔」の攻略が難解になっていたのを改善。 ●誤字 排出→輩出 にアップデート。 ●「ヴィヴィアンモード」で、研究所の建設イベントが発生するのを中止。 とのこと。あとおまけの子供の名前も直せば良かったのではと思う。 今回もフラグ立てるのが・・・、難易度、難しい。 |
■ 総評 ■ |
結果的に言ってしまえば、巣作り、巣作りと言いがちな、最近のソフトハウスキャラ作品群。 あまりにも、美化してないかと、自分を振り返ったりしたが、客観的に見ても、「超えてはいない」。 というのが正直な感想だけれども、ここ最近では、間違いなく、巣作りの後ろにつけることが出来るタイトルだと思う。 漏れに限って言えば、戦争を自発的に起こせたらもっと面白かったと思うね。 ひすたら軍備拡大して、潤沢な資金でテコ入れして、モンスターとかと戦ったりして遊んでたよ。 亜空間だか異空間だか超(ryの敵は固かった・・・。 闘技場の収支がうまいので、やっぱり軍備拡大が最短コースだと思うね。 それで詰まったら、逆の発想で娯楽一辺倒にしてみたり、平均的にやってみたり。 この「試行錯誤」の作業が面白いんですよ、ここのメーカーの作品は。 それで新しい発見があったりするとうれしいし、楽しい。よく出来てます。 そんなゲームです。 好きなキャラ、アンアンもとい、ヴィヴィ。 |
■ 77点 クラス A ■ |