この青空に約束を− |
■ シナリオ ■ |
「だから顔を赤らめるな。そういうのをツンデレって言うんだぞ?」 「違うから。それ全然勘違いだから」 短評:「今年、このジャンルでこれを抜ける作品は出ないと思う、今年で済めばいいんですけど」 「声優って偉大だわ・・・」 さて、「もう買って、やってみてください、是非。」としかこの気持ちは伝えられない気はします正直。 うちは、もう解説する気も失せました。ただ、ひたすら儲ぷりを披露する痛いページです。 おめでとう、戯画、おめでとう丸戸with企画屋、同時にありがとう。 他人じゃねー、自分で感じろ。 宮ルート: お嬢様、バカップル王道ストーリー。 このエロさは伊達じゃない。萌え死にます。 大家一年生イベントのフロートのコメントはハンパないです、見るべき。 いいなぁ・・・、この娘。 奈緒子:「甘いものは脳の活動を抑制するから勉強中に間食なんて愚の骨頂って、ゲーム脳研究家が言ってましたよ!?」 ストーリー解説これ以上ないくらい折笠愛キャラ。これに始まりこれで終わる。 これを違うっう奴は、今から漏れとディベートしろ!!!ここだけは譲れないサンクチュアリ。 どこまでも、繋がっているよその空は。 さえり:ヒロインモノローグというか、場面カットの冴え方!!!これが丸戸シナリオの真骨頂。 駄目っこ、だがそれがいい・・・。いい・・・。 静:「・・・さっきから役万でもあがるつもりか」 なんてウイットに富む、三段論法。 ラストがね・・・ほんと・・・やられますよ。 りんな:「ゴール」 「砂浜でその台詞はやめろ・・・」 こおろぎキャラ。しっかし、このセリフは何を指してるのかw うみ:その弱さは、優しさに惚れた。 丸戸with企画屋は神になりました、現在望むべき最高の形のシナリオ。 笑いあり、涙あり。エスプリの効いた笑い。悲しい嬉い涙。 すべては、この作品で表現されました。 シナリオを語るなんて恐れ多くて出来ません、完璧だからこそ出来ません。 ただ漏れはマンセーしますが、自分で体験してナンボだと思います。 駄目ならそれでいいです、良くてもそれでいいです。 ただ、漏れは本当に気持ちの良い話だと思ったし、ある種の完成形を見た気はします。 同じ系列で例えると「家族計画」、プレイしててあ〜なんか感じ似てるかもと思いました。 あの作品も「別れ」が決まっていたスタートでしたし、身を寄せる感じでしたし。 「ただ比べてるわけではないのでご注意を。」 面白いなぁ、エロゲーって面白いよ。ホント。 ほんとーに、久々に出会えて良かったと思った作品。 |
■ グラフィック ■ |
神月社様OPです。 画面エフェクトよし、キャラデザ文句なし、背景草薙。 すべてよし。 |
■ ヴォイス ■ |
これぞ至高の声ゲー。 先週のLCに出てた、こおろぎと折笠在住。聞いた瞬間嫌な予感がした。 それはある種まったくの杞憂だと悟る。 ベテランと若手というか、エロゲー業界主体の人ではね、やっぱり実力が違うんですよ。 それは別に、主体の人達の演技が薄っぺらいとか言いたいのではなく、 内容の薄い、表面上の演技だけでもなんとかなるストーリー等では何も感じないかもしれないけど、 いやそれら状況ですらも、折笠、こおろぎの演技は抜群でした。 比べるともう、勝負になってません。 言葉の意味や雰囲気の重さ、深さそれをどう伝えることが出来るかを知ってますあの人達は。 これぞ、玄人、プロの仕事です。 その様な人達ベテランがアニメの仕事からこの様なゲームに降りてきてくれたことに感謝してもしきれないほどの演技でした。 確かにそれは、あの人達が今まで演じてきたキャラの影響も否めませんが、それを自分のモノにしているという事実でもあると思うのです。 例え、畑が違う所でも、その声に触れ合う、聞くことによって喚起されるということは、場合によっては邪魔になることもあるでしょう、でもキモイ言い方をすると、「また逢えたなぁ」と。 泣けるほど嬉しくもある。 それくらい、このゲームで、折笠、こおろぎのお二人は、ゲームの世界感に多大なる貢献をしてると思います。 二人なしでは、語れません。 折笠のうまさが、光りすぎて眩しかった、本当に。 |
■ サウンド ■ |
戯画の小憎たらしい、他のゲームからのアレンジインストメンタル。 ファイナル、ラストでのave;newの別れの歌。 どこを切り取っても、今回のサウンドチームはいい仕事してるよ。 |
■ システム ■ |
基本システム搭載。 意外に使いやすいです。 主要キャスト攻略後、「約束の日」スタート。 その後、茜が攻略可能に。 本当に、本当に綺麗な〆方、どちらも。 |
■ 総評 ■ |
はじめに。 100点は存在しないし、してはいけないと思ってる人間なんです。 この残り一点分は、未来への期待です。ここで終わらないように。 出し惜しみするのはやめました。うちの過去最高点を付けるに相応しい作品です。 この作品は、今年最高だと思う、これ以上に無いって、今年まだ四ヶ月しか経ってないけど。 過去と比べるものでもないと思う。未来は未確定。 ただそれは「自分」の感想内で終わる事。自分で静かに噛み締める。 超えるものが出てきたら幸せであるし。 自分がそう思ったことが大切であると思う、それが価値。 いや〜しっかし、ここまでとは予想してなかったです。 シナリオ、絵、声、演出。すべてがうまく噛み合い絶妙のハーモニーです。 好きなキャラ:奈緒子 。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!! ありがとう折笠愛。 ほんじゃまぁ、この適当な批評にめげることなく、是非プレイをば。 |
■ 99点 クラス S+ ■ |