王賊 |
■ 短評 ■ |
一本道モノお手軽「王道」シミュレーション。 本編が長丁場ではあるけれど、一戦一戦は短くテンポよく進む。抑えるべきところは抑えた良作だと思います。 |
■ シナリオ ■ |
さていつものワンポイント攻略アドバイス。 スキルはB以上まで少なくても1はストックして置く事。B以上のスキルが非常に有用であるため。 死にスキルが多数あります。 リーダー用のスキル使いを用意する事、前線タイプが効果的。 数の優位性は、セオリー。困ったら、移動+連行でその優位性を確保、無論セーブ&ロード必須。 魔法使いが激しく強い、数で押されてもAランクの連続魔スキルでなんとかなるなる。 基本的に魔法が少しでも使えるSランクを揃えると、後は楽。 魔界の駄賃は、部隊払いで。 以上です。 一人ずつ、エンディング兼後日談もしっかりしてたし、いつもよりはちゃんとしてた。 おまけシナリオでライターが馬鹿分がたりないと言っていた所もこの辺にかかっているのかもしれない。 確かに、馬鹿馬鹿しさは若干控えめ、ゲームバランスを崩すトンデも兵器は出てこないし。 逆はあるのだけど、超多重槍砲だっけ。説明文が素敵です。 アルイエットが優遇されてたかなぁ・・・こころもち。 主人公が凄い長い防衛線をしている最中、前線から戻って応援にかけつけた時のアルイエットの一枚CG。 あれが王賊の中で、最高の見せ場でした。是非観てください。 |
■ グラフィック ■ |
社員乙な佐々木珠流氏キャラデザです。 ポニーテールが良い感じです。なにも言うことはありません。 さて、おまけムービーについて・・・、ずっとワシのターン!絶対やると思ったw 相変わらず馬鹿なので大好きです。 |
■ ヴォイス ■ |
声優様が一人で何役もこなしておりますが、全体的な数も多いのでそれほど違和感はありません。 キャラクター数が多いから仕方ない。 特に有名な(一般な)キャストはありませんが、それでも実力派ぞろいです。 |
■ サウンド ■ |
オープニングが毎回の如く安定しませんが、これでもがんばってる感じがして素敵です。 他は特になし。 |
■ システム ■ |
基本的システム搭載、けどウィンド枠表示時はセーブもロードも出来ません。 攻略時間フルコンプで32時間。 一本道とは言え、一回で全部埋めるのは難しいかもしれません。 かといってそれほど二週目が大切なわけでも無く。二週目特典としてはスキルポイントと部隊引継ぎ。 クイズクリアで、さらにスキルポイントと部隊追加です。ケースフェアさん攻略時には重宝しそうです。 クリア後タイトルコールが南さん以外のが出現します。 |
■ 総評 ■ |
毎度巣作りを超える、超えないとか比較されてるソフトハウスキャラですが、 漏れで言えば、グリ森で点数的にはオーバーテイクしていた様です。 んじゃ、今回はそれ以上つけなきゃと思って、+1点です。 結局の所、毎度周回プレイさせていたソフトハウスキャラにしては一本道完結モノって冒険だったと思う。 どれだけ遊ばせるかと、どれだけバカゲーであり適当ゲーが持ち味であるわけで。 そこのところ踏まえて、まぁ今回は一本通ったシナリオの上で遊ばせてみようではないか、という挑戦ですよね。 毎回シナリオは、おまけに肝心なシナリオが入っていたり、細切れだったりしたわけですが、 今回は最後の最後まで、キャラが「説明しよう」という心意気で作ってくれていたので安心です。 反面、周回プレイ利点を失っているので、最後までやり続ける時間と覚悟が必要では無いでしょうか。 それを差し引いても、王賊のシステムは非常に面白かった。 地味で王道ではあるけれど、故の熱中できるなにかがある。 ゲームバランスも適度で、他のミッションをこなして経験地を得ながら本編を進む。 なによりも、守ったり、作ったりでは無く、攻めるゲームってわかりやすくて面白いよなぁ。 いやぁ、攻城戦とかあれだしさ。一人で燃えるよね。 そんなわけで、遊べてHも満載な中世風ファンタジーを遊びたいなら、王賊で決まりです。 素直に、面白かった。 |
■ 78点 クラス A ■ |