【戦場のヴァルキュリア レビュー】戦略と感動が交錯する、PS3初期の傑作SRPG





【戦場のヴァルキュリア レビュー】戦略と感動が交錯する、PS3初期の傑作SRPG




【レビュー】戦場のヴァルキュリア|戦略と感動が交錯する、PS3初期の傑作SRPG

評価:82点(クラスA)|ジャンル:シミュレーションRPG(SRPG)|対応機種:PlayStation 3

■ 短評

新ハードでの挑戦作として、期待以上の完成度。
3Dと2Dアニメーションの融合を実現したCANVASエンジンが光る、戦略と物語の両立を果たした名作。

■ シナリオ

王道の勝ち戦ストーリー。
戦場の非情さを描きつつ、キャラクターの死が唐突に訪れる緊張感もあり、プレイヤーの感情を揺さぶります。

特に中盤やラストの展開は、どこか『サクラ大戦』を彷彿とさせる熱さと切なさがあり、感動的なラストは必見。
適役セルベリアの存在感と圧倒的な強さも印象的で、まさに“おっぱい無双”。

追加エピソード「イーディ分隊大作戦!」「撃て、セルベリアと共に」なども充実しており、やり込み要素も豊富。

■ グラフィック

CANVASエンジンによる独自のビジュアル表現が秀逸。
アニメ調の柔らかいタッチで描かれる3Dキャラクターは、まるで手描きのような質感。

イベントシーンもムービーに頼らず、すべてCANVASで描写されており、違和感なく物語に没入できます。

■ ヴォイス

主役から脇役まで、隙のないキャスティング。
イーディ役の鹿野優以さんをはじめ、声優陣の熱演がキャラクターの魅力を引き立てています。

■ サウンド

BGMは戦場の臨場感を高める重厚なサウンド。
豊口めぐみさん演じるキャラのキャラソンもあり、シーンを彩る演出として効果的。

■ システム

ターン制とアクションを融合させた独自の戦闘システム「BLiTZ」が秀逸。
戦略性と緊張感を両立させた設計で、偵察兵と狙撃兵の連携プレイが特に楽しい。

難易度も程よく、ハードEXモードや追加エピソードでさらに歯ごたえのある戦闘が楽しめます。

■ 総評

キャラゲーかと思いきや、戦略性・物語・演出すべてが高水準でまとまった良作。
PS3初期のタイトルとしては驚くほど完成度が高く、今なお語り継がれる名作SRPGです。

キャラクターへの愛着が自然と湧き、戦場での活躍がより感情に響く構成。
時間を忘れて熱中できる、そんな一本でした。

おすすめ度:★★★★☆(4.0 / 5)

お気に入りポイント:CANVASによるビジュアル表現と、イーディ様の存在感